師走ですね。あっという間の一年でした。
今年は大きな変革の年で引越しをして、仕事も環境が変わり、お金や愛の価値観、人との向き合い方も変化しました。根っこから変わった感じ。
三年間分ぐらい丸ごとチェンジ。
ヨガで毎年毎年、変わり続けている自分を感じているけれど、今年は高速でした。
ヨガの種を蒔いて下さったユキ先生のアクセスバーズの影響もあるかな、と思います。
師走って人生の税金を払う時期ですよね。
一年間の厄払いで色々な事が起こります。。。毒出しです。
身体も浄化させようと好転反応といって一見悪いような事が表だって出る事があるけど、
それは良いことの準備であったり、悪い物を外に出して浄化し清くする為の反応、現象。
それが日常の中でも起こる。
良いことばっかりじゃないですよね、人生って。
主人はあごをケガして7針縫ったし、私はほとんど忘れてしまったけれど、めったにしない間違いとか忘れ物をして困る、だとか(?)普段からあるけど笑。いつもとちょっと違う事が起きて、あらら、みたいな。
電車が調度乗るタイミングでダイヤが乱れるとか、何でこのタイミングで起こるー?!という運命のいたずら達。
あ〜、人生の税金、毒出しかしら、と思います。
悪いようにみえる事象も人間の、自分が頭の中で作り出したもので、それを幸せとか不幸せの価値観、倫理を定めてしまっているけれど、世界は何も決めつけはしないし、破壊、創造を繰り返しています。
幼児体操をしている時は、子供たちの遊んでる姿を見ては、男の子は砂の山を壊したり、ブロックを積み上げてそれを壊すのを楽しみ、大喜びする。それを、女の子がやめて〜〜!!と、泣く。それでも男の子はキャッキャと、はしゃいでとても楽しそう。
大人がいるから、謝りなさい!!何で壊すの!と言う。誰かを傷付けたり、嫌な気持ちになっているのを気付かないのは困るけれど、それとは別に本能的に人間には壊す、という事をして、その先に新しいものを作り出す創造性が含まれているのを知っています。知らないとしても、あるのだろうと。
子供の頃は自然とそうであっても、大人になってゆくにつれて、人生は積み上げて重ねて作ってゆくものだ、と思ってしまうようになる。
生命は常に新しく身体の中でもうまれ続けていて、同時にそれは何かを壊し続けています。
全ての細胞がうまれてから、そのまま身体に維持され残り続けていたら、身体の中は沢山の細胞の死骸だらけ。
筋肉痛も筋繊維を壊しているし、新しい建造物もそこにあったものを壊して新たに作っているし、
新しい自分になりたければ、今までの自分を壊すしかありません。
20代の頃、まだヨガに出会う前の話だけれど、人生の迷いがあった時、ある本に出会い、教科書の様になった本がります。
自分の中に毒を持て。岡本太郎著でした。
そこにもそのような事が書かれていたのを思い出します。
人の人生を見たり聞いたり、想う時。
何かショックな事があって人生が暗闇の様に光が照らされていないように感じる時。
生きていく事さえ無目的に感じられた時。
その時こそ、生命は輝きたいと内に強く秘めるものを感じます。
その時、生命の根は力強く生える。
それは世界の目には見えない。隠れているから。
本人でさえも気付かないかもしれません。
私は、それを感じられるよう在りたい。
自分自身も、そして一人一人の生命の息吹も。
そんな事を考える。